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福島市子ども食堂NETとは・・・福島市内の子ども食堂で構成されたネットワークです。

福島市の子ども食堂において、様々な課題解決や人材育成を実施し、ネットワークの強化を行うことで、横のつながりで子ども食堂を支え、様々な支援をつなげる仕組みを構築し、持続可能な子ども食堂を生み出していきます。

また新たな子ども食堂の立ち上げサポートも行い、地域に子どもたちの居場所を広めていく活動を実施します。

(2020年6月5日設立)

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​私たちのSDGs宣言

近年、子ども食堂は全国各地で増加し、日本全国に4000か所以上存在します。

子ども食堂に求められる役割や機能も多様化し、様々な個性あふれる子ども食堂が増えています。

福島市子ども食堂NETは、

こうした福島市内の子ども食堂が集まってできた新しいネットワークです。

個々の子ども食堂で抱えていた悩みや不安を共有し、横のつながりを強化することで、

より持続可能で地域に貢献できる子ども食堂づくりを推し進めています。

 

現在、子どもを取り巻く課題は複雑化しています。

時代が変化する中で、情報が溢れ、暮らしが便利になる一方、

子どもが抱える悩みや課題が見えづらい社会となりました。

子どもたちへの支援の多くは、貧困になってから、

あるいは虐待を受けてから入る仕組みになっており、対応が後手になっています。

問題が起きてからでは遅く、未然に子どもたちと向き合う環境が必要です。

私たちは、地域の子どもたちのために何とかしたいと考え、

居場所づくりに取り組んできました。

 

子ども食堂は、食を通して地域の縦・横・斜めのつながりを生み出します。

大人も、シニアも、学生も、自分たちにできることはないかと模索し、

食事作り、勉強、遊びなどそれぞれが子どもたちのことを想って小さな行動に移します。

一人の力には限界がありますが、

地域の一人ひとりのちょっとしたお裾分けの心が、大きな力を発揮します。

子ども食堂は、子どもだけではなく、一人ひとりが安心して自分を表現し、

それを受け止め合う共感・承認の場です。

また、子どもを通した全員参加の地域づくりを実践し、

運営者も参加者も関わる人全員が幸せを掴み取る自己実現の場にもなります。

未来を担う子どもたちが集まる子ども食堂は、可能性の宝庫なのです。

 

2030年、福島市も超少子高齢社会に拍車がかかります。

誰も予測がつかない時代だからこそ、

子どもたちへのちょっとした温かな気持ちが生み出す世代を超えた恩送りの循環が

地域に必要なのではないでしょうか。

私たちが目指すのは、子ども食堂を通して、

誰もが無理なく自分のできることで、ヒーローになれる世界です。

その達成のため、私たちは子ども食堂を市内に数多く、特色あるかたちで展開します。

子どもだけでなく、関わる人たちが自分に合った居場所を身近に選択できるようにします。

そうした活力ある未来を、

一人ひとりの小さな善意から生み出していくことが、私たちの使命です。

 

これらの取り組みは、誰一人取り残さないSDGsの理念に添うものであり、

主として10・11・16番の活動を推進することにつながります。

よって、ここにSDGs宣言をし、

広く社会の期待に応え、積極的かつ恒常的に活動して参ります。

​                       2020年12月9日 福島市子ども食堂NET

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